香りノート

vol.12 サシェ

目には見えない香りを"纏う"

2016.08.10

Sachet(サシェ)はフランス語で匂い袋を意味することば。火を使わずに、常温で香りを楽しむことができるアイテムです。バッグやクローゼットに入れて移り香を楽しんだり、ポケットに入れて持ち歩けるので、いつも香りを身近に感じることができます。

常温で香ることが特徴のサシェは、徐々に香りが変化します。だんだんと柔らかく、薄らぐ変化を感じるのもサシェの楽しみ方の一つかもしれません。気温の高い場所や常に外気に触れている場所では香りの発散も早まります。使う場所やシーンにあわせて、リフィルを交換してフレッシュな香りをお楽しみください。

お部屋や車の中といった"空間"を彩ったり、衣服への"移り香"でファッションのアクセントにしたり......お気に入りのテキスタイルと香りを組み合わせられるサシェ。目には見えない香りを"纏う"のは、少しだけ贅沢なおしゃれのひとつかもしれません。


香りノートは香りにまつわるあれこれをご紹介する小さなコラム。
香りがみなさんの暮らしに彩りを添えられるように、そんな願いをこめてお届けします。

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